ラボーテ通信

「壽 初春歌舞伎で2021年初笑い」

こんにちは☆
パピオです。
先日、片岡愛之助さんが出演すると言う事で、「歌舞伎」を観に歌舞伎座へ行って参りました〜☆
今回も歌舞伎座はお客様を 武漢コロナウイルス から徹底的に守る体制で臨んでおり、今回も専門家からの指導のもと、マスク着用、体温検査、チケットは自ら切って箱へ、手指の消毒、座席は半分以下にしてソーシャルディスタンスを保ち、声も発してはならない、お客様の入替え毎に全て消毒すると言う感じでした。
今回はようやくイヤホンガイド(もちろん消毒済)を借りる事ができたので、よりわかりやすく楽しめました。
今回観劇したのは、夜の第三部で演目が二つあり、前半は松本白鸚さん、幸四郎さん、市川染五郎さんの親子三代共演の「菅原伝授手習鑑(車引)」。
後半に片岡愛之助さんが出演する、古典落語を題材にした王道の「駱駝(らくだ)」でした。
前半
荒事で見せる三つ子の争いを描いた『菅原伝授手習鑑』は、菅原道真の大宰府流罪の悲劇と、それに翻弄される三つ子の運命を緻密に描き出した名作。
その中の『車引』は、歌舞伎の様式美が凝縮され、みどころ満載の華やかな舞台です。
これぞ、ザ!歌舞伎!と言うくらい、観ていて迫力満点の舞台でした。
そしてお目当ての後半。
「らくだ」は、上方落語を題材にした、酒で豹変、次第に立場が逆転する笑いあふれるお話。
 遊び人の半次は、らくだと仇名される悪友の馬太郎のもとへやって来ますが、らくだは河豚の毒にあたって頓死していました。
半次は、そこへ通りかかった紙屑買の久六(愛之助さん)を呼び止め、家主から弔いの金を用立てようと思案を巡らせます。
半次は、久六に馬太郎の死体を担がせて家主を脅すと、まんまと酒をせしめた二人は酒盛りを始めますが…。
 粗暴でやくざ者の半次と朴訥で正直者の久六が、酒を飲みはじめて主客転倒する様子が楽しいひと幕です。
古典落語をもとにした、笑いあふれる舞台でした。
歌舞伎自体はまだ2回目の観劇でしたが、今回もとびっきりの良いお席だったのと、イヤホンガイドがあったおかげで更に内容もわかりやすく、初日に行ったのでまさに夫婦揃って初笑いで楽しめました!
お年賀まで頂いて嬉しいいいいい~☆
途中、ドラマ半沢直樹の黒崎さんまで一言だけ登場して、あの一言だけで会場の皆さんが爆笑だったのはさすがの認知度でしたね(笑)
らくだのような庶民の生活を描いた世話ものの演目は、アドリブが日に日に増えるそうで、上級者の方はその違いを楽しんだりするそうです。
いや〜今回は歌舞伎と同時に古典落語の世界まで観れて堪能いたしました
この「壽  初春大歌舞伎」は今月27日まで公演です。
ご興味のある方はぜひ〜!
そして…
愛之助さんの奥様、藤原紀香さんも4月〜6月に大きな舞台に出演されます。(愛知、福岡、東京、大阪)
今回は天草四郎のお話で「魔界転生」です。
東京公演は5月。
もちろん観に行く予定です☆
今から楽しみで〜す!
パピオ

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