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「わんこそば、短角牛、ウミネコ、中尊寺などなど…1日岩手弾丸ツアー」

こんにちは☆
パピオトラベルです。
このパピオトラベルでは旅行初心者〜中級者向けの情報を発信しています。
今回は2020年9月に仙台出張のついでに訪れた岩手県をご紹介します。
丸一日だけの超弾丸旅でしたが、それなりに楽しめる所でしたよ〜
仙台での調理実習を終えた私は、先ず奥さんと合流。
ゆうご飯を食べに仙台市内にある薬膳鍋レストラン「二十四節氣」さんへ☆←ここは生徒さんが経営している薬膳鍋専門店なんです☆
モダンな店内で美味しい薬膳鍋を食べた後、スグに宿のある一ノ関市へ向かいます。
翌日朝早くから平泉の中尊寺に向かう為、近くの一ノ関に前乗りしたのでした。
翌朝。
チェックアウトして早速中尊寺へ向かいます。
一ノ関駅からバスに乗り、20分ほどなのですが、なんとこの区間…貸切り状態でバスの運転手の方がいろいろと地元の事をお話してくれました(笑)
程なくして中尊寺に到着。
200円くらい。
小学生の時に教科書で見て「黄金に輝く寺」だと思っていた中尊寺の金色堂。
当時、勝手なイメージで黄金の大きなお寺があるのかと思っていましたが、大人になってからは、「さすがにそんなワケないだろう…」とわかっちゃいるけど、やっぱり現物を観ると…。
これは私の想像力が人一倍…いや…人百倍大きいだけなのかも知れませんが…日本の大抵の寺社仏閣に行っても…「想像してた物より………」が多過ぎるんですよね〜(汗)
これは宇治の平等院鳳凰堂や日光東照宮に行った時も一緒で、思ったよりもかなり感動は薄く、「まぁ〜こんなもんだよね…」なんです。
ある意味「写真は真実ではない」ので、大人になってからはあまり写真を信用していません。
今は素人が撮った写真でさえ、いくらでも加工や画像処理できてしまうので恐ろしい世の中になったものです(笑)
それでも私は「本物を観る事に価値がある」と思っているので、実際はどんな物かがわかり大変勉強になりました。
「思っていたよりミニサイズ」は日本の寺社仏閣あるあるでしたけどね(苦笑)
中尊寺を後にした私達が次に目指すは盛岡市。
JR東北本線で1時間半。
1500円ほど。
ここ盛岡市ではレンタカーの予約をしており、お昼ご飯を食べてスグに三陸海岸に位置する宮古へ向かいます。
まずは腹ごしらえ☆
岩手と言えば…ベッタベタなネタですが…。
「椀子蕎麦」
調理師的には…原価超〜安いし、伸びて時間も経っている絶対に美味しくはない蕎麦なのに、そこそこいいお値段するって事を知ってはいるけど、一回ネタとしてやってみたかったんですよね〜(笑)
トライしたのは私だけ。
奥さんは上品にかぼす蕎麦?ですよ(笑)
お邪魔したのは盛岡駅前にある「 そば処 東家 」さん。
お昼時だからか結構な混み具合。
どう見てもアフリカンの団体が椀子蕎麦にトライしに来ていたり、YouTuber?がカメラをつけた三脚に向かって「これから椀子蕎麦にチャレンジしてみたいと思いま〜〜〜す!イエ〜い!」とか言ってたり…(笑)
ナカナカのカオス具合でしたが、私も地味〜にトライしましたよ。
薬味の種類はそこそこありますが、薬味のおかわりができないので、頭の中で限られた薬味を早々に使い切らないように計算しながら、胃袋の限界?までトライします。←薬味無くなったら飽きちゃうからね(笑)
そこで一つ気付きが…。
いい商売してるよな〜って思ったのは…。
メニュー見るとわかるのですが、一人前  3700 円と 3150円があり、どちらも料理の内容は変わらない。
じゃあこの差額はなぁ〜に?
………なんと!
蕎麦を移し終わったそばからどんどん下げて行く方が安く、チャレンジャーの隣に積み重ねて行く方が高い(笑)
だって…最後に「ドヤ!これだけ食べたどぉ〜!」と言いたいが為に、積み重った器と共に写真を撮りたいでしょ〜?
要するに、大抵の人が欲するであろう心理を見事に掴み取る「足元を見てる商売」なんですな(笑)
当然私も例に漏れず…積み重ねて一緒に写真撮りましたよ。ドヤ!(笑)
そして結果発表〜。
105杯にて終了〜!
トライするからには、せめて大台には乗せたいと思っていたのと、この後片道2時間の運転が控えていたので、腹9分目で抑えた結果、105杯でストップしました。
ちなみに椀子15杯でかけ蕎麦1杯計算だそうです。
バラエティ番組的な「楽しいネタ」としてやるなら一度トライしてみるのも良いかと思いま〜す。
「そば処 東家」
椀子蕎麦を食べ終わった私達はレンタカー屋さん目がけて駅前を歩く。
なんの気無しにふと目に飛び込んで来た看板が………。
居酒屋「五木&ひろし」………???(苦笑)
さすがに入りはしないけど、「チョットだけなら覗いてみたい」(笑)
絶対マスター変わった人だと思うわ(笑)
そしてレンタカー屋さんに到着。
今回に限らず、私達がわりとお世話になってるレンタカー屋さんがこちら。
ニコニコレンタカーはなんと!12時間2635円!
安い!
そして今回借りたのがこの車。
TOYOTA  TANK
そこそこ新しくて広い。
しか〜し!
山道を走るのにこの車選んだのは失敗でした(汗)
排気量が小さいのにボディが無駄に大きいので、キビキビ走れず…
やっぱり山道をキビキビ走るならNOTEとかVITSみたいなコンパクトハッチですな☆
そして向かったのは三陸海岸に位置する宮古。
目的はただ一つ……
遊覧船に乗って「ウミネコと遊ぶ」。
私達が乗る「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」は、2011年 東日本大震災の津波の時に船長の機転で奇跡的に津波の被害を免れ、生き残った唯一の船「第16陸中丸」を使用して運航されていました。
そんな奇跡の船も、2021年1月に船員の高齢化、船の老朽化により、運航停止になると言う事だったので、それに乗ってウミネコと遊ぼう!と言う事で、ワザワザ乗りに行ったのでした。
ギリギリ最終の船に乗り、イザ!出航!
港を離れた途端、船を追いかけてくる無数のウミネコ達。
この船で餌を貰えるとわかっているので、みんな我先!と船を追いかけてきます。
船では「ウミネコパン」と称してメロンパンみたいな見た目のパンが売っており、みんなこれを買ってウミネコに餌付けをします。
ウミネコってね〜。
警戒心が強いのか、人間を怖いと思っているのか、はたまた躾けされているのか?
人間の手が届かない屋根の上には留まるけど、絶対に船の中には入って来ないし、手摺にも絶対止まらない。
これが日光あたりの猿なら、人間から食べ物を奪う位ずうずうしいのにね(笑)
そして彼らウミネコは、人間と「あ、うんの呼吸」ができる事を知る(笑)
基本、ウミネコは本気で飛ぶと船より速いので、船を追い越していくのだけど、人間が甲板に立ってパンを持っていると、さっきまで速く飛んでいたウミネコは速度を船と同じスピードに落として、羽ばたきながらこちらの方を見る。
私がウミネコに向かってパンを投げる前にウミネコと目が合う。
私は心の中で、ウミネコにEye to Eyeで「行くよ!行くよ!」とポーズを取ると、ウミネコも「ウン!ウン!」とポーズを取り、投げた瞬間ちゃんとパンをキャッチする。
これが毎回だから楽しい〜!
ウミネコ可愛い〜(笑)←単純w
あまりの楽しさにパン何個買ったか…(笑)
そして後半は、複雑に入り組んだ地形のリアス式海岸を観ながらクルーズ。
楽しいひと時でした☆
そして私達は盛岡発の最終の新幹線で帰らなければならないのだが、最後に重要なミッションが…。
岩手県は牧畜が盛んで有名なブランド肉が沢山あるのです。
豚なら「岩中ポーク」「白金豚」、牛なら「短角牛」「前沢牛」。
私達はサシの沢山入った「松阪牛」みたいなお肉はあまり好みではなく、赤身の美味しい牛肉が好きなので、今回の岩手旅のメインは鉄板焼屋さんで
「いわて短角牛」
を食べる事だったのです。
もちろん予約はしてあるので、予約時間に間に合うように車を安全にぶっ飛ばします。
順調に進み、盛岡市内のレンタカー屋さんに返却。
時間がないのでタクシーで鉄板焼屋さんへ。
このタクシー、カード使えますってシールが貼ってあるのに、運転手が老人で決済の仕方がわからないのか、支払い時に機械に通そうともしないで「カードは使えません…ゴニョゴニョ…」と言われてビックリ…。私がそこの社長なら間違いなくそんな運転手要らないわ(苦笑)
ニコニコ現金払いして鉄板焼「和かな」さんへ。
個室に通され、クラフトビールからの前菜、サラダ、そして目の前でシェフがお目当ての「短角牛」を焼いてくれます。
もちろん、焼き野菜やガーリックライスもね☆
女性のシェフできめ細やかな焼き方。
赤ワインも進みます。
火の通りも絶妙で大変美味しく頂きました。
やっぱり私は赤身が美味しい牛肉が好きだな〜☆
デザートとカフェを頂きながらタクシーを呼んで貰い、余裕で最終新幹線に間に合いました。
そして無事に東京駅に到着。
今回は出張ついでの弾丸岩手旅でしたが、一日でナカナカ満喫できました。
やっぱり日本での私は「寺社仏閣よりだんご」ですな(笑)
Chinaが世界中に撒き散らした 武漢コロナウイルスのせいで、未だに海外へ行けませんが、暫くはおとなしく国内旅行に勤しみます。
行った事ない県もまだまだ沢山あるしね…。
皆さんも良かったら美味しいお肉を食べに岩手県へ是非〜☆
パピオ

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