ラボーテ通信

「ウイスキーを選ぶ時の最低条件」

こんにちは☆
パピオです。
今回は「実は偽物であふれている日本」の例の一つ。
最近、海外では大人気のジャパニーズウイスキーについてのお話です。
【ジャパニーズウイスキー】☆
最近は海外で爆発的な人気が出ていて、輸出しまくった結果…国内の原酒が足りない…なんて事態になっています。
そのせいで今までお手頃価格で飲めていたウイスキーも品薄になり、徐々に店頭では見かけなくなります。
そうすると…必然的に値上がりし、ブームに便乗する形で粗悪品も沢山流出します。
私パピオのお店では以前、ハイボール用に御殿場蒸溜所 樽熟原酒50「富士山麓」を使用していました。
お値段の割には少し樽の効いたお味で、大変コスパが良かったのですが、実はこの富士山麓…フランスの量販店で発売したところ、爆発的なヒット。
…よって原酒も底をついたのか、終売になってしまいました…。
そこで、取引のある酒屋さんから代替え品として納入されたのが、同じく富士御殿場蒸溜所「樽香○」。
単純に、同じキリン御殿場蒸溜所だし…と、割と安心してあまり確認もせずに受け取った私は裏のラベルを見て愕然としたのです…。
「大手も蒸溜所の名を名乗って平気でこんな物を売るのか…」
内心ショックでした…。
3流メイカーが「本格派」と見せかけて売っているのはよくある事ですが、まさか大手までが「ウイスキーみたいな味のする安酒」をそれっぽい名前で売っているとは…。
代替え品としてオススメしてきた営業マンの事ももう信用できなくなった(営業なんて大抵そんなものだけど…)ので、もうオススメを買う事も二度とないでしょう。
自分で選びます(苦笑)
もっと低価格で売っている「ブラックニッカ」の方がまだウイスキーを名乗る資格があります。
日本の法律では「原酒を10%以上使用していればウイスキーと名乗ってよい」みたいなかなり悪質な法律が沢山あります。
要はこれ…
ウイスキーの原酒を10%以上使用していれば、あとは醸造用アルコールや全く熟成されてないスピリッツ(蒸留酒)などの粗悪な酒を混ぜて売っても【ウイスキー】と名乗れるわけですよ…。
ジャパニーズウイスキーが聞いて呆れます。
もちろん何処の国のお酒もピンキリですが…とにかく日本の法律は穴だらけで、ポリシーもなにも無いから基準だってユルユル過ぎ。
簡単に偽物を作れて、売っていい法律には本当に困ったものです。
皆さん!ウイスキーを買う時は裏のラベルをちゃんと見ましょう。
「モルト」や「グレーン」以外の物が書いてあったら…それ…本場ではウイスキーを名乗れない「偽物」ですから。
まあ…こんな混ぜ物してある安酒を、平気で「ウイスキー」として世に流通させてる法律がそもそもおかしいんだけどね…(苦笑)
今回取り上げたのは、たまたまウイスキーでしたが…コンビニ、スーパーで売られている加工品、パンやスウィーツ、お弁当などなど…日本はフェイクにまみれにまみれているのですが、私パピオだってジャンクフードはたまに食べたくなって食べます。
もちろんいろ~んな事を知って理解した上で。
詳しく書いてしまうと、皆さんもぉ〜夢も希望もなくなって、コンビニ物などは食べれなくなってしまうと思うので、ここでは割愛しますが(笑)
日本の法律は本当にザルなので、かなりエグい事でも当然のようにやらかしています。(コンビニ弁当とかデパ地下スイーツについてだけでも、語ったら軽く2時間は喋れるなw)
私が言いたいのは、飲食は趣味趣向が皆さん違うので自由で良いとは思うけど、ある程度の年齢になってもフェイク物、し、か、知らないのは、ある意味不幸だな〜と思うのですよ。
まぁ〜ファミレスやコンビニ飯でも「超〜美味しい!」と感動できるのならそれはそれで幸せだ!ってのも一理あるけどね(汗)
パピオとしては、一度「マトモな物」を食べてみるのがオススメです。
味、ぜんぜん違うから(笑)
「知らぬが仏」って言葉もあるけど、知ってる方が「より良い選択」ができると思うパピオでした。
パピオ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です